金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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ジュリークのクリーム

お化粧品には疎くて、
特にこだわりとかは無いのですが、
年齢が年齢ですし(笑)
少しは何か塗ったりした方が良いかな・・・と
思っている所です。。
(ポール&ジョーの口紅とか頬紅とかは、
入れ物が可愛らしくて好きです)

シンガポールで知った「ジュリーク」という
オーストラリアのメーカーのクリームは
少し脂っぽいかな・・・と最初感じたのですが、
顔に塗るとしっとりして
とても良い感じに潤いました。
小さなお試しセットを使ってみて
今の所とても気に入っています。

シンガポールに出張に行った主人に
ボーダーズのエコバッグ(これは手に入らなかったのですが・・)と
ジュリークの「デイクリーム モイスチャーリプレニッシング」を
お願いしました。
ジュリークはチャンギ空港の免税店でも扱っているのです。
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「大きいサイズを買ってきたよ」
と、見ると、ほんとに使いでのありそうなサイズですこと!
どうも有難う♪
by choco-co-co | 2010-02-28 13:19 | お気に入り

エリック・ロメールの世界

またまた、映画の事なのですが、
先日、フェリーニの事をネットで色々見ていたら、
フランスの監督エリック・ロメールが
1月に亡くなったと知って驚きました。
ご高齢ではあったのですが・・・・。

フェリーニも好きですが、ロメールも大好きで
彼の作品で、日本で上映されたものは
結構観に行ったかと思います。

ロメールの作品は、好き嫌いで分かれるかと思うのですが、
私はとても好きでした。
以前の「シンガポール生活」でも書いているので
良かったら、ご覧ください(笑)
こちら
こちら

監督の代表作である
「海辺のポーリーヌ」や「緑の光線」も好きなのですが、
「満月の夜」という作品も心に残っています。。。
パスカル・オジェという女優さんが主演しているのですが、
映画が公開されて、すぐに亡くなってしまいました。
彼女が、最後の輝きのように
映画の中でキラキラしているのです。
この映画は、ロメールの「喜劇とことわざ」シリーズの一つで、
「2人の女を持つものは魂を失い、2軒の家を持つものは理性を失う」
ということわざがテーマになっています。

パスカル・オジェ演じるルイーズは、
モテモテで、
彼女には不釣り合いにも見える、地味な恋人がいるのですが、
一人の時間も楽しみたい、という欲張りな女の子。
郊外で恋人と暮らしながら
パリにも家を持ち、パーティーに明け暮れるといった
奔放な生活を送っているのですが、
満月の夜、恋人を失うことになります。
自業自得とはいえ、
この男(ひと)だけは、絶対に自分を裏切らない、と
信じていた人に裏切られてしまうのです。
最後、泣いているパスカル・オジェの姿が印象的です。
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ロメールの作品は
ドキュメント映画のようです。
長回しのカメラで、途中、車の騒音などが入ったりするのですが、
それもそのまま映像化されています。
所謂、ヌーヴェルヴァーグの手法で作られていて、
脚本にもセリフがきっちり書かれていなくて、
俳優たちと作り上げていく・・と聞いたことがあります。
登場人物たちの衣装、住んでいる部屋のインテリアなど
俳優たちと考えながら
作り上げていくようです。

「満月の夜」のルイーズの部屋は
パスカル・オジェが装飾したようなのですが、
確かモンドリアンの絵が飾ってあって、
とても格好良かったです。。。

北野武監督が「座頭市」で
タップダンスでラストを締めくくる、という演出をして
話題になったのですが、
ロメールも1992年の作品「木と市長と文化会館」で
最後に出演者全員が、何故かミュージカルのように
唄い踊って終わる・・という演出をしています。

「パリのランデブー」という作品では、
パリの公園で待ち合わせて、デートする恋人たちの様子が
描かれているエピソードがあるのですが、
パリの公園案内、といった感じで楽しいです。
以前、映画の学校に通っていた頃
「東京ランデブー」という題名で
作品を作りたいな・・・と思ったりしました。。
東京にも結構面白い公園があるので
「東京公園案内」みたいに作れたらな・・・と思ったのですが
撮るのと観るのとでは、大違い!
早々に諦めました(苦笑)

ロメールの映画のパンフレットは
今も大切に持っているのですが、
幾つか紛失してしまったようで、ちょっとショック・・・(涙)
(「クレールの膝」「冬物語」とか
持っていたと思うのですが、何処に・・・(涙))

ロメールが古典作品を忠実に再現した映画があって、
それをいつか観てみたいな・・・・と思っています。
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by choco-co-co | 2010-02-27 18:30 | 映画日記

エジソンのお箸

幼稚園に入る前頃まで
娘はお箸をとても上手に持っていました。
特に教えた訳ではなかったのですが、
本当に上手に持っていたのです。。。。

ところが、シンガポールに行って2年。
スプーンとフォークで食べる事が多くなり、
それが原因なのか、どうしてなのか
理由が分からないのですが、
今では自己流の変な持ち方になってしまいました。。。

実家の父に指摘されて
改めて見ると、
握り箸のような見苦しい持ち方で
これは私の責任だ・・・と思いました。。。

先日、夕食の時にきつく言ったら
「ご飯が食べられない~」と半泣き状態になったのですが、
それでも、本人も少し気にするようになりました。。
父が
「じいじの前で上手に持てるようになったら
ご褒美をあげよう」と言ったのが
相当嬉しかったらしく、今頑張っているところです。

私にも責任があるので
どうすれば良いかな・・・と考えて
「エジソンのお箸」というのを購入してみました。
私は、普段鉛筆を持つ時も
筆といっしょで、薬指に鉛筆を乗せるので
お箸も特に問題がなかったのです。
普段、中指に鉛筆を乗せる娘は
薬指にお箸が乗る感覚がうまくつかめないようで・・・
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                 まだ、とてもぎこちないのですが。。。

                このブログで、上手になりました♪と
                報告出来ることを期待しています。。。
by choco-co-co | 2010-02-25 11:05 | 娘のこと

100円でお買い物

娘の学校の近くに、老夫婦がやっている
昔ながらの懐かしい駄菓子屋さんがあります。
毎日、朝から晩まで開いていて、
お店の入り口にはテーブルとイスが置いてあり、
放課後、小学生や中学生らしき子供たちが
お菓子を食べながら、おしゃべりしている光景を
見かけます。

そのご夫婦は、朝は道端に立って
子供たちの登校を見守ってくださっていて
有難いな・・・と思っています。

娘はこのお店が大好き。
時々私と一緒に行って100円分、
時にはパパから200円もらって
一所懸命計算しながら、お菓子を選んでいます(笑)

昨日は、学校から帰ってくると
「お友達と一緒に駄菓子屋さんに行く約束をした!」と言って
1000円札が欲しい・・というので
「駄目駄目!!」と言いました。
お年玉をいただいて、
特にお買い物をしたわけでもないので
娘のお財布の中には、1000円札が何枚か入っていたのです。
「100円あれば充分でしょ。」と私。
娘「××ちゃんは、1000円持ってくるっていってたもん!」
私「あのお店では、100円あれば
充分沢山買えるのよ」
娘「お年玉は○ちゃんがもらったんだもん!」
敵もやるな、といった発言ですが
「そうかもしれないけれど、
自分で働いてもらったお金ではないんだから、
無駄遣いはいけません!」と私。
「でも、××ちゃんは・・・」
と、暫くやり取りをしていたのですが、
不貞腐れる娘に
「100円で嫌なら、行ってはいけません!」と
ピシャリといったのが
効果があったようで、
お財布に100円玉1つだけ入れて、出掛けて行きました。

子供だけで、お店で買い物させるのはちょっと抵抗があったのですが、
あのお店なら、子供だけでも大丈夫だろう・・と
ついていくのを止めました。。。

5時になって、娘が嬉しそうに帰ってきました。
「これだけ買えた!」と見せてくれました。
てっきり、お店の前でみんなで食べたのだと思っていたのですが、
大事に持って帰ってきました。
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                      ママにお土産♪
                       有り難う♪

結局、みんな100円持ってきたのだそうです。
そうでしょうとも!
そして、娘は選んだお菓子が5円分オーバーしてしまって
一つお店に返したのだそうです(笑)
5円でも足りないと、買えないのよね。。。

私も豊かな時代に生まれたので
金銭感覚を娘に教えるのに、色々考えます。
一人っ子だし、
欲しいというものは、割合なんでも
易々と買い与えてしまったと、反省しているところです。
by choco-co-co | 2010-02-25 10:33 | 娘のこと

雛人形

2月に入って、暖かくてお天気の良い日に
雛人形を出しました。。

こちらは、母が私と妹に
一つずつ揃えてくれた親王飾り。
私が立雛で妹が坐雛。
奈良一刀彫のお雛様も
私のは立ち姿で、妹のは坐っています。。。
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シンガポールにいる間、
一度もおもてに出してあげられなかったので、
3年ぶりに陽の目を見られたお雛様です。

こちらは、大人になって私が買った
アンティークのお雛様
昭和初期のものだとか。。。
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奥に見えるのは、菱の実で作られたお雛様です。
転勤で福岡に暫く住んでいたお友達が、
家で飾っているのを見て
「何処で手に入れたの?」と聞くと
福岡でこのお雛様を作っている人がいて
とても気に入ったので
わざわざ工房まで足を運んだのだとか。。。
的場 筑公水 という方の作品で
住所を聞いて、私も取り寄せました。
それ以来、毎年小さなお雛様を送ってくださいます。
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近くの小学校で、菱の実のひな人形作りの指導をなさっているのだそうです。
自分でお雛様を作るなんて
良い思い出になりますよね。。。

さて、こちらは折り紙で出来たお雛様。
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祖母の女学校の頃からのお友達が作ってくださいました。
祖母が亡くなって、それから暫くして
その方もお亡くなりになったのですが、
こうして眺めると、祖母の事、その方の事など
懐かしく思い出されます。。。

毎年、お雛様を出しながら
みんな色々な記憶を蘇らせているのかもしれないですね。。

こちらは、確か国立博物館で展示があった享保雛。
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江戸時代に流行したお雛様です。
丸みがあって、確かサイズも大きくて
とても気に入りました。
以前、国立博物館に行ったときに
たまたま常設の方でお雛様の展示があって、
見たような記憶があります。
本物は手に入らないので、絵葉書を飾っています。。(笑)

この葉書では、女雛が左手、男雛が右手側に
座しているのですが、
お雛様の方から見ての位置なのだと思います。
屏風なども、向かって右側を左隻、左側を右隻というのと
同じなのかと思います。
現在では、向かって左が男雛、右を女雛とするのが
一般的なようです。

寺山修司の映画で
川を雛段が流れるシーンがあって
何だかシュールな感じがして
強烈に印象に残っているのですが、
普通にお雛様を見る場合には、
小さい頃の楽しい記憶が蘇って、
あたたかな春の訪れを感じさせます。。。
by choco-co-co | 2010-02-24 15:23 | お気に入り

今日のチョコちゃん

このところ、チョコちゃんが牧草をあまり食べないので
心配しています。。。
ドライフードは大好きだし
ブロッコリーの乾燥葉や枇杷の葉などは
喜んで食べるので
飽きてしまったのでしょうか。。。

ストレスがあるのかな・・・と
部屋の中を散歩させました。。
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暫くすると自分からゲージに戻ったので
お散歩終了。
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具合悪そうには見えないのですが・・・。

ウサギショップの人の話だと
具合悪くても、ぐったりすることはあまりないのだそうです。。
ますます心配。。
何でもないと良いのですが。。。

「ブロッコリーの葉っぱ頂戴~」
鼻をゲージの穴に突っ込んでおねだりしています(笑)
by choco-co-co | 2010-02-24 12:04 | チョコちゃん

おやつのドーナッツ / どりょく賞

今日は、久しぶりに暖かかったですね。
薄手のコートを羽織って出掛けたのですが、
少し汗ばむ程の陽気でした。

このまま春になるのでしょうか。。。
身体の芯が冷えてしまっているので
早く暖かくなって欲しいものです。。。。

用事を済ませてデパートのお菓子売り場をうろうろしていると
ドーナッツ屋さんの出店がありました。
「フロレスタ」という
関西の方にあるドーナッツ屋さんで
列が出来ていたので
美味しいのかしら??・・と
並んでしまいました(笑)
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右下の食べかけは、
昨日、娘と作ったドーナッツです(笑)
娘はドーナッツが大好き♪
2日続いてしまったのですが・・・
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喜んで食べていました。

原材料にこだわっているのだそうです。
しっかりした歯ごたえのある生地で
素朴な味がしました。
揚げているはずなのに
油っこくなくて、甘さ控えめ。
冷凍して保存できるようです。。

パンフレットを見たら、池尻大橋にお店がありました。
「池尻大橋」懐かしい・・・。
幼い頃住んでいた街です。
三宿、世田谷公園、三軒茶屋辺りまでテリトリーで、
お友達と遊んだものです。
昔は、子供たちだけで結構遠くまで遊びに行きました。
今では考えられないのですが。。。
物騒な嫌な世の中になってしまったな・・と思います。。。

でもあの頃は、
あの裏通りに行くと「人さらい」に会うから
気をつけた方が良い・・・とか
「人さらい」の噂がまことしやかに流れていたりしました。。。
今になって拉致問題のニュースなどを見ると
まんざら嘘でもなかったのかな・・・と思ったりしています・・・。

さて、ドーナッツを食べていた娘が
「あっ!」といって
慌ててランドセルから紙を取り出して
嬉しそうに見せてくれました。
縄跳びを頑張ったので
「どりょく賞」をいただいたのだそうです。
「ブログに載せてもいいよ」と言っていたので
載せることにします(笑)
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自分でたてた目標に達成したので、
いただけたのだそうです。
二重跳びがまだ上手に出来ないので
これから頑張るのだそうです。。。(笑)
by choco-co-co | 2010-02-23 23:53 | お気に入り

BORDERS のエコバッグ

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シンガポールのボーダーズ(アメリカの本屋さん)で購入したエコバッグ。

DEAN&DELUCA のエコバッグなどより
使い勝手が良くて気に入っています。
コットン生地なのにペラペラでない程度に薄く
近所のお買いものに重宝しています。。。

主人がシンガポールに出張に行ったので
もう一つ買ってきてもらおうと、お願いしたのですが
先ほど電話があって
「ナイロンタイプのしかないけど・・・」と言われました。
「え~!」
「コットンのはないって言われた」と聞いて
ちょっとショック。。。

実は、先日チョコちゃんが、ちょっとかじってしまったのです。
慌てて補強しました。。。
ほんとに残念。。。
by choco-co-co | 2010-02-22 18:37 | お気に入り

マルチェロ・マストロヤンニ「マカロニ」

フェリーニといえば、マルチェロ・マストロヤンニ。
フェリーニの映画の中で
馬鹿騒ぎをしている、二枚目俳優です。

晩年の彼の作品では、
あまり評判の良くなかったロシア映画「黒い瞳」、
(原作はチェーホフの短編、犬を連れた奥さん)
そして「マカロニ」が印象に残っています。
マカロニ / エットレ・スコーラ 監督 / 1985 / イタリア)は、
大好きな映画の中の一本で、
イタリア人の人の良い中年男性を
マストロヤンニが好演しています。
ジャック・レモンと共演していて
名優二人が揃って登場するのですが、
マストロヤンニの存在感が大きいです。

物語は、ジャック・レモン演じる
元アメリカ兵で、今はビジネスで成功している男性と
そのアメリカ兵のかつての恋人の兄である
マストロヤンニが友情で結ばれていくお話。
マストロヤンニが、ジャック・レモンに
「これは、美味しいんだ」とすすめる
イタリアのアイスクリームや
最後に登場するパスタが美味しそうだったり、
笑いがあって、ほろりとさせられて、
最後には奇跡があって・・・と
決して派手な演出がないのに
盛りだくさんな内容になっています。

最初ジャック・レモンはちょっと嫌な奴だと
思うのですが、
マストロヤンニが、人なつっこく彼に接して
やがて、二人がとても良い感じに
親しくなっていきます。
最後のシーン、マストロヤンニの葬儀のシーンで
ジャック・レモンは微笑んでいます。
それは、彼がマストロヤンニに起こるであろう
三度目の奇跡を確信しているからです。
そして、鐘がなり響き、
イタリアの豊かな景色をカメラが写し出してエンドマーク。
どうなったのかは、是非映画をご覧ください。

恋人が去ってしまった妹が、
嘆き悲しむのを見ていられなかった、
マストロヤンニは、
ジャック・レモンになりすまして
手紙を送り続けます。
その内容が荒唐無稽。
ジャック・レモンは世界中を飛び回る
スーパーヒーローになっているのです!
こういうユーモアセンスって
いいなあ・・・と思います。
恨んでも良いはずの相手に
悪態をついたりしないで、
スーパーヒーローに仕立てあげるなんて
私にはとても思いつきません。。。
マストロヤンニが、本当にその役柄にはまっていました。。。

さて、ささやかな自慢になってしまうのですが、
私は、マストロヤンニに会った事があるのです!
ご本人は、スクリーンの中の陽気な雰囲気は全くなくて
気難しそうな感じだったのですが、
サインと握手をお願いしました。
お嬢さんと一緒だったのですが、
後で聞いたら、
カトリーヌ・ドヌーヴとの間のお子さんだったようです。
一緒に日本を旅行中だったのです。
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左に貼ってあるのは、
マストロヤンニが亡くなった時の新聞記事です。
1996年とあるので、亡くなって
もう10年以上経つのだな・・と思います。
by choco-co-co | 2010-02-22 18:17 | 映画日記

フェリーニ「道」

先日、「あまりオリンピックには興味がなくて...」と
書いたのですが、
男子フィギュア、見てしまいました(笑)
見事に銅メダルを獲得した高橋選手が
競技で使用した音楽は
フェデリコ・フェリーニ監督「道」のテーマ曲。
イタリアの作曲家Nino Rotaが作りました。
ニーノ・ロータは死ぬまで自分はクラシック音楽の作曲家で
あくまでも、映画音楽は片手間に作っている・・と
言っていたようなのですが、
フェリーニの映画音楽やゴットファーザーのテーマ曲で
有名です。

学生の頃、フェリーニの作品が大好きで
ニーノ・ロータが作ったフェリーニの映画音楽集という
カセットテープ(懐かしい!)をよく聞いていました。
オリンピックが始まって、時々この曲を耳にするたびに
ジュリエッタ・マジーナ演じるジェルソミーナの面影を思い出し
どうしても、テレビ画面に引き寄せられてしまいました・・・。
ニーノ・ロータの
切ないけれど上品な音楽が、
映画を引き立てていて、心に残ります。

私がフェリーニを知ったのは
「そして船は行く」を観てからです。
世界的に有名な歌姫が死に
その弔いをするために集まった
ひと癖も二癖もある芸術家たちが、
同じ船に乗り合わせて、ある島に行くまでのお話。
船は最後、嵐にあって難破してしまうのですが、
海がスタジオセットだということがバレバレの演出で
びっくりしました。。
芸術家たちが、食器を使って
合奏するシーンがあって、印象的でした。
それから、「インテルビスタ」「8 1/2(はっか にぶんのいち)」
「甘い生活」「サテリコン」と観て
最後に「道」を観たかと思います。
「道」は、それまでの作品と作風が全然違っていたので、驚きました。
フェリーニ監督は「映像の魔術師」と言われているのですが、
そのチャーミングで、まるでサーカスの様に賑やかな映像と違って、
「道」はやるせなさの残る映画でした。

後になって、
フェリーニが「ネオリアリスモ」の最後の監督と言われている事を
知りました。
「ネオリアリスモ」は、イタリアにおいて、1940年~50年にかけて
文学と映画の分野において盛んになった潮流(ウィキペディアより)
とあるように、当時のイタリアのファシズムに対しての
一つの抵抗でありました。
有名な映画では
ロベルト・ロッセリーニ監督「無防備都市」
ヴィットリオ・デ・シーカ監督「自転車泥棒」が
あります。

「道」では3人の人物が登場します。
悪の象徴のような大道芸人「ザンパノ」。
イノセンスの象徴のような「ジェルソミーナ」。
そして、彼らを結び付ける綱渡り芸人。

ザンパノは極悪非道なことばかりする人物。
でも、
綱渡り芸人は、「世の中のどんな物にも価値がある」と
言います。
天敵のようなザンパノを心から憎めないでいるのです。
そして、ジェルソミーナも
「私がいないと、彼は一人ぼっちになってしまう・・」と言います。

なのに、ザンパノはそんな彼らを
きっぱりと切り捨ててしまうのです。
そして、何年か経って
無くしてしまったことへの後悔、
喪失感を味わう事になります。
ラスト、ザンパノが嘆き悲しむ姿には
人間の持つ愚かさと、そして
悪の塊にすらなりきれない、
弱さを感じました。

ジュリエッタ・マジーナ演じるジェルソミーナは
与えられた環境の中で
楽しみを見つけて、幸せであろうとします。
その姿が健気です。

何がいけないのか、
彼らがいけないのか?
そうではなくて、彼らの様な人物をうみだしてしまった
社会がいけないのだ、と思わずにはいられません。

私は映画は夢の世界であって欲しいと願っています。
映画を観て、暗い気持ちになるなんてうんざりです。
フェリーニも、もしかしたら、そうだったのかもしれません。
だから、映像の魔術師になったのかもしれません。
「甘い生活」以降の彼の作品には、
馬鹿騒ぎしている登場人物が目立ちます。
スタジオセットがバレバレの演出なども含めて
映画の世界は虚構の世界だけれど
だからこそ、サーカスのように
(その裏側に、例え哀しみが潜んでいようとも)
楽しくありたい、と願っていたのかもしれません。

「道」は、何といっても、ジュリエッタ・マジーナが良いのです。
お世辞にも美人とはいえないし、背も小さい女優さんなのですが、
魅力があります。
最後までフェリーニ監督と連れ添って、
彼の死を看取り、それから半年後に亡くなった
という実生活を含めて
まさに女性の優しさの象徴のような人だな・・と思います。

「道」は、娘がもう少し大きくなったら
一緒に観たいと思っています。

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by choco-co-co | 2010-02-21 13:31 | 映画日記

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