金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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趣味は、美術館巡りです。 2

さて、国立新美術館で開催中の「ルーブル美術館展」を初日に早速観に行きました。
副題に、風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄(!)とつけられた、たいそうなテーマの展示ですが、気軽に観られる展覧会でした。
目玉は、フェルメールの初来日作品「天文学者」。日本の展覧会では、絶対に入り口と第1室が劇混みになります。几帳面に初めから見ていく日本人の気質なんでしょうか。。娘が嫌にならないように、最初に会場中程にある「天文学者」をみました。まだ人気もまばらで、単眼鏡を使ってじっくりみられました。天文学者が着ている服は、日本の着物なんだよ。と娘が教えてくれました。その頃、日本は鎖国していたから、どうやってこの人は手に入れたんだろう…とも話していて、どうやらテレビで情報を得たようなのですが、絵を観るかぎり、絹で出来た、何だか長い半纏のようにも 見えました。日本の着物が珍しく、恐らく絵を見て作ったのではないでしょうか。。この頃、インテリや上級階級の間で、流行っていたのだそうです。
さて、そのまま、一番最後の部屋まで進むと、案の定ガラガラで、19世紀からみていきました。私が印象に残っているのは、ヴァトーの小品。18世紀の部屋には、フランスのブーシェ、フラゴナール、イギリスの新古典主義のゲインズバラ、など優美な絵が展示してあったのですが、ヴァトーの女性の後ろ姿、ゆったりとしたローブの襞の表現力は、凄いな…と思いました。顔が描かれていないのに、優雅な雰囲気が伝わってきました。
恐らく暴行されただろう少女の絵「割れた水瓶」は、一種の戒めのようなテーマの絵画で、娘には何て説明しようかと思ったのですが、娘は、少女のあどけない顔が可愛いと言っていました。
娘は、猿が画家の扮装をした作品を気に入っていました。いつの時代も同じ様な事を考えるのだな…と思います。作品としては可愛らしいですが、動物にしたらよい迷惑かと思います。。
ムリーリョは、17世紀、当事黄金期を迎えていたスペインの画家で、霞がかったような、優しい雰囲気の作品を描いていて、物乞いの少年が蚤を採っているなんて、ちょっとテーマとしてどうかしら?と思うような作品なのに、その少年が可愛らしくユーモアのある作品になっています。
今回、興味深かったのは、風俗画という概念は、実は古代ギリシャローマ辺りからあって、壷などの装飾に描かれていた…と示していたところです。そういわれてみたら、確かにそうだわ…と思ったのですが、娘は、古代の作品にはあまり興味を示さなくて、さらっと見て終わりました。

今回は、時代を遡って作品を観ていきましたが、それもなかなか面白かったです。
で、風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄という、副題にある「真髄」については、ヨーロッパ絵画の根底には、常に人間というものへの追及があった、と表現したかったのでしょうか…。
ほどほどに有名な作品が揃った展覧会でありました。<
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by choco-co-co | 2015-02-26 07:22 | 訪ねた所

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