金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
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映画という郷愁

昨日のニュースで、女優のアニタ・エクバーグが亡くなったと知りました。20年以上前になりますが、やはりスウェーデンの女優グレタ・ガルボが亡くなったというニュースを聞いて、まだ存命してたんだ!と軽い衝撃だったのですが、今回のアニタ・エクバーグも、マルチェロ・マストロヤンニが亡くなって大分経つし、グレタ・ガルボと同じような衝撃があったのですが、久しぶりにフェリーニ監督の「甘い生活」を思い出しました。ガルボもエクバーグもそうですが、私は北欧の大柄な女優さんに惹かれます。端正な美人ではありませんが、ダイナミックで素敵だからです。
「甘い生活」のトレビの泉のシーンはあまりに有名ですが、エクバーグが子猫と戯れているシーンもとても印象的です。
さらに、「インテルビスタ」で、白いシーツに、その若き日の自分の美しい姿が写し出され、マルチェロ・マストロヤンニと観ながら、ホロリと泣くシーンは、忘れられません。確か、マルチェロ・マストロヤンニは、エクバーグに「君は今も美しいよ」と囁くのですが、若さからはほど遠く、かなりふくよかになったエクバーグが、昔を懐かしんだのか、或いは女性として年老いてしまった自分の姿に哀惜の念を感じたのか…映画を観た当時、私は若かったのですが、エクバーグの気持ちが分かるような気持ちがして、同じ傷みを感じたかと思います。
フェリーニは、度々映画の中で映画を使うのですが、「そして船はゆく」の中でも、沈んでゆく船の中で、亡くなった歌姫のフィルムを流し続け、大変な状況にも拘わら
ず、涙する青年のシーンがあり、印象に残っています。
映画というのは、時を閉じ込めておける唯一の手段だなあ…と感じます。
「ニューシネマパラダイス」という映画のラストシーンを観ると、何故か泣けてくるのですが、キスシーンだけを繋ぎ合わせた映像で、こうやって言葉で書くと、何故泣けるのか説明できないのですが、映像で観ると、主人公が感じる郷愁を共感できてしまって、主人公と共に泣いてしまうわけです。
私が映画が好きな理由は、ここにあるのかな…と思います。
アニタ・エクバーグは、映像の中で永遠に美しくいられるかと思います。。ご冥福をお祈りします。。
by choco-co-co | 2015-01-12 09:11 | 映画日記

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