金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

バルテュス展

東京都美術館で開催が始まったバルテュス展に行ってきました。。
a0159795_1933458.jpg

バルテュスは、猫や手鏡といったモチーフを何度も繰り返し
画面に登場させ、物憂い少女を描いた画家です。。
私が敬愛する吉行理恵さんも、猫が登場する為か
何かのエッセーでバルテュスについて書いていました。。
確か猫にも、「バル」という名前を付けていたかと思います。。

バルテュスは、本名をバルタザール・ミシェル・クロソウスキー・ド・ローラ といい
両親は伯爵で、芸術家。
実兄は、ピエール・クロソウスキーで、
「ロベルトは今夜」などの官能小説や評論を書き、絵も描いていて
一説には、リルケの実子ではないかと言われています。。
そんな環境で育ったせいか、小さい頃からリルケに
見出されて、東洋への憧れから
日本語名ミツ光「Mitsou」と名付けた迷い猫と少年の
短い出会いから別れを描いた、、40枚の素描画集を、
リルケの序文をつけて、13歳の時に出版しています。。
作品は、8歳から11歳までの間に描かれたようです。。
今回の展覧会では、全て観る事が出来ます。。
子どもが描いた作品ではありますが、
味のある作品に仕上がっていました。。

バルテュスは、本格的に絵の勉強をした事がなかったようですが、
彼の描く絵のマチエールは、深い印象を与えます。。
私は、バルテュスは、そんなに絵が上手だとは思わないのですが、
彼の持って生まれた環境や生活スタイルなどが、
作品に反映されていて、独特な世界を作っているかと思います。。

今回の展覧会は、節子夫人がプロデュースに関わっていて
バルテュスの大回顧展と謳っていたのですが、
作品自体は、少ないな・・・と思いちょっと残念でした。。
(もともと寡作なのかもしれませんが・・・)
バルテュスの愛用品やら、生活の様子を写した写真パネルなどは
充実していたかと思うのですが、
もっと代表作を観たかったです。。
特に、日本での最後の展覧会となった1994年の
東京ステーションギャラリーの展示をかつて観たのですが、
その時、新作が展示してあり、
それをもう一度観てみたかったです。。
私は、その作品の大きなポスターを持っていて、
今も大切にしています。。
a0159795_20374892.jpg

この作品は、手鏡、猫、少女といった
バルテュスが好んで取り上げたモチーフの組み合わせで描かれているのですが、
官能的な雰囲気はなく、厳格な感じに仕上がっていて
とても丁寧に描かれているので、好きな作品です。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この日、東博の「建仁寺展」で、有名な龍と風神雷神も観たのですが、
キトラ古墳壁画の展示が大変な混みようで、
ここまで混んでいるなら、見てみようかな・・・と
ミーハー心が湧いてきたのですが、
90分待ちと聞いて、退散しました。。
何だかちょっと後ろ髪が惹かれる思いで歩いていると・・・
a0159795_2050880.jpg

公園の地面に、水でこんな絵を描いているおじさんがいて、
何だかとても楽しい気持になりました。。
by choco-co-co | 2014-04-28 20:44 | 訪ねた所

ブログパーツ

最新の記事

セントル ザ ベーカリーの食パン
at 2015-04-20 21:22
ミッフィー展
at 2015-04-19 17:52
maison landema..
at 2015-04-18 11:42
ニコライ・バーグマン ノム
at 2015-04-18 11:16
硝子のアウトレットセール
at 2015-03-27 13:44

最新のトラックバック

ライフログ

メモ帳

川崎
旅行口コミ情報
トリップアドバイザーにお勧めブログとして認定されました

検索

フォロー中のブログ

ファン

ブログジャンル

日々の出来事
アート・デザイン

画像一覧