金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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木いちごの王様

昨年お亡くなりになった岸田衿子さんが、最後に手がけられた絵本が
「木いちごの王様」という、フィンランドの詩人で児童文学者だった
サカリアス・トベリウスという作家の作品でした。
その作品に挿絵をつけられたのがやまわきゆりこさんで、
この絵本が刊行された記念に、やまわきゆりこさんの講演会があったので
妹と参加しました。
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やまわきゆりこさんといえば、
実姉でいらっしゃる中川李枝子さんと一緒に作られた絵本
「ぐりとぐら」であまりに有名です。
私は、幼い頃にぐりとぐらを読んだ記憶がないのですが、
高校生の頃、児童文学書にはまっていて
「ぐりとぐら」、「いやいやえん」・・・と
遅まきながら読んで、あのふわふわのカステラに
憧れたものです(笑)
妹は、保母さんをしていたので
毎日のように「ぐりとぐら」の絵本の読み聞かせをしていたようで。。。
私たち中年姉妹にとって、憧れの存在です(笑)

そんな作者に会うなんて、朝からドキドキしてしまいました。
やまわきゆりこさんは、絵本の絵の様に
飾らない、そしてがつがつした所がない
とても穏やかな方で、
お亡くなりになった岸田衿子さんとの思い出を中心に
お話ししてくださいました。
そして、自分がどんな風に物語に絵を付けていくのかも
お話ししてくださいました。
沢山の資料を集めて、研究なさるのだそうです。
でも、ご自分で物語を書いて絵本を作ろうと思った事はないのだそうです。
頼まれた仕事を忠実にこなしていく・・・といった感じで
絵を描かれているのだそうです。

最後の質問の時、
やはり、「ぐりとぐら」の質問になって
「原画の卵には、ピンク色がついていたのに
絵本では白くなっているのは、どうしてですか?」
という質問には
「編集の方が、ピンク色の卵は変だから
白に変えられたんです」とおしゃって
「勝手に色を変えられてしまって、嫌ではなかったですか?」
という質問には
「いいえ、全然」と答えていらっしゃったのが印象的でした。

また、ぐりとぐらは、ネズミなのですが、
オレンジ色のネズミは珍しいですよね。という質問には
「国立博物館で、沢山の抽斗に入っていたネズミの標本を
1つずつ抽斗を引きながら眺めていた時に
オレンジ色のネズミがいて、これがいいな・・・と思って
オレンジのネズミを思いつきました」とおっしゃいました。
でも、ネズミを人間のように立たせると
後ろ姿なんか小さな甥っ子にそっくりになってしまって苦労しました、
ともおっしゃっていました。

1時間程の講演だったのですが、あっという間に時間が経ってしまいました。
会場には、「木いちごの王様」の原画も展示してあって、
妹と楽しく拝見しました。
描き直したところは、白く塗られていたりして、
絵本の絵とは違った温かさがありました。。

講演会の後にはサイン会もありました。
「何冊でもサインしますよ」とおっしゃってくださったので
娘が小さい頃にいただいて好きだった
「ぐりとぐらの12か月」という絵本にもサインしていただきました。
とても記念になりました。
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by choco-co-co | 2012-05-23 11:18 | お気に入り

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