金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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展覧会あれこれ

日常の煩わしさを忘れる良い方法は、
人それぞれ色々あるかと思うのですが、
私は、展覧会巡りが一番です。
(知り合いは、韓流にはまっていて、
ある歌手が好きで、韓国まで追いかけて行くのですが、
凄く楽しそうで、羨ましいです)

最近行った展覧会
「今和次郎展」
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新橋にあるパナソニック汐留ミュージアムで催していたのですが、
とても楽しい展覧会でした。
この記事を書こうと思っていたのですが、
なかなか時間が取れなくて、今に至ってしまいました。。
今和次郎は、「考現学」という学問のジャンルを作って、
兎に角、今ある状況を細かく観察して記録する、という
傍から見たら、一体何の役に立つのか分からない様な
とても根気のいる作業を、さらりとやり遂げた人です。
小さな字で、綺麗に書きこまれたノートには
道行く人の服装から、食堂の食器の形まで、丁寧に観察され記録されていました。

もともとは、建築家で、地方の民家を調査していた事を初めて知りました。
そして敗戦後、街中にバラックが立ち並ぶ中で
そのバラックを観察していくうちに、
それにも個性がある事を発見します。
そしてさらには、そのバラックに装飾を施したりしました!
こんな面白い人が今現在生きていたら
どんな風に観察するのだろう・・・と思いながら展示を観ました。。
今現在は、個性があるようで、
実は統一化されてしまっているような気がしてなりません。
昔の、物がなかった頃の方が、もっと工夫して
面白い物が沢山あったかもしれないと感じました。

「ユベール・ロベール展」
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ありそうでない風景画を描いた画家。
昔の貴族が、恐らく好んで自分の邸宅に飾ったであろう作品は
今見ると、多少面白味に欠けるのですが、
でも作品は、とても美しかったです。
画家は、フランス革命の頃、投獄されて
その時使っていた食器に
お得意の風景画と共に牢獄の様子を描いていて、
とても興味深かったです。

この展覧会に併せて
常設展示室でピラネージの版画「牢獄」も展示してありました。
ピラネージは、ローマ遺跡の研究をして、
古代遺跡を細密に描いた版画で有名ですが、
建造物を1つも作った事がないのに
自分を建築家だと名乗っていたところが面白いな・・・と思います。
ユベール・ロベールも、ピラネージの版画に
大きく影響された画家の一人だったようです・
今回、ピラネージの作品「牢獄」の
1版と2版が、並んで展示されていました。
2版では、1版に加筆を加えて、陰影がさらに強くなっていて
作品の雰囲気が、もっとドラマチックになっています。
どうやら、パトロンと喧嘩したり、心境の変化があったようで、
2版には、そのパトロンを揶揄した部分があったりしました。
この作品は、全て想像で描かれたものなのですが、
様々な芸術家にインスピレーションを与えている作品なのだそうです。
確かに見ていて引きこまれました。
展示室に私一人という状態で、
描かれた牢獄の中から冷たい風が吹いてくるようでした。。。
a0159795_7565918.jpg

by choco-co-co | 2012-05-23 06:30 | 訪ねた所

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