金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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ほつれ髪の女

先日、お習字を習っていた先生から
「渋谷で展示しているレオナルド・ダ・ビンチの展覧会観た?
まだだったら、是非行って!
ほつれ髪の女だけでも観る価値がある展覧会だから・・・」と
やや興奮気味にお電話をいただいて、
そんなに良いなら観に行こう・・・と
仕事の後に、文化村ミュージアムまで足を運びました。。
実は、今日は娘が林間学校で一泊するので不在で、
しかも主人も出張中。
おひとり様を満喫出来る夜だったのです(笑)

展覧会に着いたのは夕方六時過ぎだったので、
会場の人気もまばらで、じっくり観ることができました。。

レオナルド・ダ・ビンチの展覧会というのは、
たいてい、ダ・ビンチの本物が1点あれば良い方で、
他の作品でお茶を濁されたように感じてしまう事が多く、
さらに、ミュージアムショップでモナ・リザの絵のついたグッズなどが売っていると
苦笑してしまうので、
今回の展覧会も行こうかどうしようか迷っていました。
でも、行って大正解!
お習字の先生にお礼のお電話をいれたほどです。
「ほつれ髪の女」が本当に凄い作品でした。
写真では、あの微妙な色合いが出ていないのですが、
単眼鏡を覗くと、板の上で俯いた女性がまるで生きているかのようでした!!
特に目元。
瞼の上の細かい皺と、半開きの瞳が
まるで微かに動いてこちらを眺めているかのようで・・・
髪の毛は、顔の表情よりも精密には描かれていません。
でもそのアンバランスな感じが作品を惹きたてていました。

歴史上、絵の上手な画家は沢山いるのですが、
レオナルド・ダ・ビンチの作品の魅力とは、一体なんなのでしょうか。。。
かつて横浜美術館で観た「白貂を抱く貴婦人」も印象的で
(特に不釣り合いな程大きく描かれた手は印象的。マニエリスム絵画のようで)
本で観る絵ですら、凄いな・・・と思わせる魅力があります。
ダ・ビンチは、完璧主義者で、今現在残っている絵も
未完を含めて10数点程しかないと聞いた事があります。
最後の晩餐と受胎告知をイタリアで観た事があるのですが、
有名な「モナ・リザ」は、まだ観た事がありません。。
でも、この「ほつれ髪の女」は、
モナ・リザよりも凄い作品かも、と思ってしまいました。。

さて、会場には、他にも色々な画家が描いた「モナ・リザ」が並んでいました。
個人蔵で、世界初公開の「アイルワースのモナリザ」は、
明るい色彩で、モデルも若く活き活きと描かれていて印象的でした。
若い頃の作品で「衣紋の習作」というのがあって、
ダ・ビンチは、「衣服は人間が着用しているように描かなくてはならない」と言っているように
執拗に襞の様子を観察しているのが窺えました。。

このところ、とても忙しくて
心に余裕がなくなり、ギスギスした気持ちだったのですが、
この「ほつれ髪の女」のお陰で
すーっと心に空気が通った感じがしました。
a0159795_17163461.jpg

「レオナルド・ダ・ビンチ 美の理想 展」
~6月10日まで。
by choco-co-co | 2012-05-22 16:14 | 訪ねた所

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