金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
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ジャクソン・ポロック / ジェーン・バーキン

国立近代美術館で開催中の「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」に
行ってきました。。
ポロックの作品は、何点か観た事はあったのですが、
まとまって観たのは初めてでした。
好きか嫌いか、と聞かれたら
「分からない」と答えるかと思います。
同じアクション・ペインティングでも
クーニングやジャスパー・ジョーンズなどは好きなのですが。。
そもそも、日本で回顧展をしたのが初めてで、
今後このような回顧展が催される可能性も低いのだそうです。
a0159795_17512332.jpg

会場で、ポロックが制作している様子を写した
モノクロのフィルムが放映されていたのですが、
興味深く観ました。
ポロックは、ゴッホに似ているかもしれません。。
二人とも描くことに、物凄いエネルギーを使っていたのだと思います。
a0159795_17571743.jpg

右上が初期の頃の作品。
初期の頃は、具象を描いていて
ホアン・ミロやピカソの影響を受けながら、
ディエゴ・リベラなどのメキシコ絵画、ネイティブ・アメリカンの芸術などに
インスパイアされて、徐々に「アクション・ペインティング」の領域に達します。
左側の上の作品は、日本で「みずゑ」の表紙に使われた作品。
下は、最高傑作といわれている「インディアンレッド地の壁面」。

ポロックは、常にピカソに対抗心と敗北感を持っていたようです。
でも、圧倒的にピカソの方が絵が上手だったかと思います。。
「インディアンレッド地の壁面」は、何だか美しくて、怖いな・・と思いました。
アクション・ペインティングは、出来あがった絵画よりも
絵を描く行為そのものが重要視されていますが、
ポロックが打ち出した、「ポーリング」と言われる、
筆から滴り落ちる絵具を画面に流し込む作業は、
それは、偶然というより必然的に構築されているように思います。
だから、美しいと感じるのだと思います。。
こういう形でしか、ピカソに対抗できなかったのかもしれません。。
そして、晩年描けなくなってしまいます。。
ピカソに勝った!と思った技法に、限界を感じてしまったのでしょうか。。。
何と言うか・・・非常に真面目で、自滅的な所が
ゴッホに似ていると感じる所以かもしれません。

ポロックは、44歳で自動車事故で急逝してしまうのですが、
わたしと同い年なので、何だか感慨深いものがありました。。。

5月6日まで。

さて、帰りに銀座のポーラミュージアムアネックスで展示中の
ジェーン・バーキンの写真展を覗いてきました。
ジェーン・バーキンは、若い頃の写真に
ハッとするような美しさを放った物もあるのですが、
私は特に美人ではないな・・・と思っています。
写真展では、ジェーンが常に笑っているのが印象的でした。
上手に年を重ねたのだな・・と思います。

ジェーン・バーキンは、昨年の大地震の後
原発の事故があって、日本にいる外国人がみな
帰国してしまっている最中に、
「私は、日本が大好きなので、とても心配でした。
幸い、飛行機に乗るお金があったから日本に飛んできました」と
来日して、募金活動をしていました。
それは、見えない恐怖に震えている多くの日本人に
希望を与えたのではないかと思います。。
a0159795_18485633.jpg

素敵です。。
by choco-co-co | 2012-02-23 18:49 | 訪ねた所

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