金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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円山応挙展

三井記念美術館で開催中の「円山応挙展」に
行ってきました。。

円山応挙というと、足のない幽霊画が有名で、
若い頃は、そういうのが大好きで
根津美術館にある「藤花図屏風」を見たときも
藤の房が、「うらめしや~」という
幽霊の手のように感じていました。。
幹がすーっと迷わない筆で描かれていて、
花は丁寧に描きこまれた印象を受けるのですが、
実は、幹の部分も下書きをして
とても丁寧に描かれているのだそうです。。

今回の展覧会では、「眼鏡絵」と呼ばれる
小さなサイズの遠近法を用いた風景画が
沢山展示してあったのですが、
その描写の細かさに、ため息が出てしまいました。。
人物の表情までは、勿論描かれてはいないのですが、
画面にいる小さな江戸時代の人たちが、
生き生きと、まるで絵の中で生きているように感じました。。

そして、やはり印象に残ったのは
「国宝 雪松図屏風」
雪の日の、あのぴんと張り詰めた空気が漂っていました。。
雪の白さは、白い絵の具を使って表現したのではなくて、
紙の白さを利用しているのです。。
塗り残して、表現されている雪の様子を
遠くから、或いは近寄って、
暫く眺めていました。。
円山応挙展_a0159795_952079.jpg

11月28日まで。。
by choco-co-co | 2010-11-13 09:05 | 訪ねた所

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