金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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天使で大地はいっぱいだ

6日の日のニュースで
児童文学作家の後藤竜二さんが、お亡くなりになったと知りました。
小学校6年生の時、「天使で大地はいっぱいだ」を読んだ記憶があります。
あまり好きな雰囲気の物語ではなくて、どちらかというと、
当時は、不快感すら覚えた物語だったかと思います。
なので30年経った今もよく覚えているのです。
サブという、小6の少年が主人公で、
彼の一年間の出来事が、話し言葉で語られています。

印象的だったのは、サブの家族が、
川に飛び込んで自殺未遂した青年を助けるエピソードで、
生々しい表現にショックを覚えました。
そして、当時腑に落ちなかったのは、
その青年がサブの家にしばらく居着くのですが、サブの家族は
ほとんど彼の世話を焼かないし、
青年も家族に深く関わろうとしないことでした。
そしてある日、
青年は、お礼の言葉もそこそこにその家から出て行ってしまいます。
やがて春になって、
青年から切手も貼っていない便りがサブたち家族のもとに届きます。
どうやら元気に暮らしているようでした。。。
この便りを見て、確かサブの父親が、
「元気だったらそれでいい。。」というような事を言うのです。
12才の私は、この青年の何とも無礼な行為が理解出来なかったし、
サブたち家族の、このさらりとした対応も不可解でした。。
これでは、何の繋がりもないではないか。。
人と人とのつながりってこんなものなのだろうか。。。
何とも訝しい気持がしたのです。。。

あれから30年が経って、今思い出すと、
サブの家族がどれだけ優しい人たちだったかと思います。
「元気ならそれでいい」と言えるサブのお父さんは素晴らしいと思うし、
切手を貼らずに便りをよこす青年の、不器用な生き方も理解出来ます。。
題名にある「天使」。
12才の私が思い描いた天使は、明るく華やいだものだったに違いなく、
でも本当の天使は、さりげない優しさを持つ、
誰かの隣りにいる存在に違いない、と今は思います。。
この作品は、今読んでもきっと、
色褪せない主人公たちが生き生きと大地を飛び回っているのではないかと思います。

(携帯から投稿したのですが、
あまりに文章が酷かったので、多少直しました。。。)
by choco-co-co | 2010-07-06 08:24 | 読書日記

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