金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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ジョイとビューティーの芸術作品

暖かくなったと思って、厚手のコートは
クリーニングに出したのですが
薄手のコートはまだまだ手放せませんね。。。

娘は2年生に進級しました。
クラス替えがあって、ドキドキ緊張しながら
学校に行きました。
そして、笑顔で帰ってきました。
2年生も楽しく学校に行かれますように。。。

9時過ぎには帰ってきた娘と一緒に
小雨の降るなか
六本木ミッドタウンにある21-21DESIGN SIGHT へ。
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「クリストとジャンヌ=クロード展」が
もうじき終わってしまうので、駆け込みで見てきました。。
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以前職場でご一緒した方が
「私は結婚祝いに、クリストの「ヴァレー・カーテン」のドローイングのリトグラフを
お友達に頼んでいただいたんですよ」と
おっしゃっていて、
「素敵な結婚祝いだな・・」と思ったのを思い出しました。
クリストとジャンヌは、お互いを理解した仲の良い夫妻で
昨年末にジャンヌが急遽するまで
ずっと一緒に作品を作り続けていました。
いつまでも二人のように・・・という思いも込められているのかと思います。
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クリストとジャンヌの凄いところは、
作品を作る為の過程において
政府や地元住民との交渉、技術や工事面での調整
資金の調達などを、全て二人でこなしていることです。
会場では、彼らの作品が出来上がるまでのドキュメンタリーを
放映していました。
「ヴァレー・カーテン」と「ランニング・フェンス」を観ました。
「ランニング・フェンス」 / 1972-76
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フェンスは、高さ5,5㍍、全長40㌔。
サンフランシスコの北、フリーウェー101号線の辺りを東西に広がり、
59の牧場主の私有地を横切り、起伏する丘を越え、
ボデガ湾で太平洋に到達する作品。
これに掛かるいっさいの費用は
クリストの習作、、ドローイング、コラージュ、スケールモデル
オリジナル・リトグラフの販売によって賄われています。
(「クリストとジャンヌ=クロード 1958-2006 展」図録 参照)
最初に牧場主たちから
「こんなナイロンのカーテンは芸術作品ではない!」と
猛反対を受ける状況から、
やがて、クリストとジャンヌの地道な説得に応じていき、
政府の独断的な決め方に不満をもって
最終的にクリストとジャンヌに協力するようになる様子を
ドキュメンタリーで見ることができました。
映画よりも面白い内容でした。。。
特に、失礼ながら、芸術のげの字も知らないのでは・・と思うような
地域のストアの女性が
「彼らは、色々な場所を見て、この地の起伏の美しさを選んだと思うの。
鉄の杭は、起伏に沿って立ててあって
とても綺麗なのよ。私たちは選ばれたのよ。。」と
話しているのには、何だか感動してしまいました。
人の心を動かすものは
やはり芸術といえるのだろう・・・と思いました。。
彼らは自分たちの作品を
「ジョイ(喜び)とビューティー(美しさ)の芸術作品」と表現しています。
苦労の末、作品が仕上がった時、最高の喜びがあって
そして、夕暮れや夜明けに見るランニング・フェンスは、
とても美しかったです。
14日間の展示のあと、作品は跡形もなく
取り払われてしまうのですが、
ドキュメンタリーの最後に
鉄の杭を貰った牧場主が、それを使って
孫のためにブランコを作り、それで子供達が遊んでいるシーンがあって
楽しい気持になりました。。。

牧場主たちとの交渉がなかなか上手くいかなくて
ジャンヌは涙をみせるのですが、
クリストに「何故泣く?」と聞かれて
「泣きたいから泣くのよ」と答えているシーンも印象的です。

彼らの他の作品「アンブレラ」 / 1984-91 / 日本-アメリカ合衆国
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青い傘は、日本の茨城県に広がりました。。

その他にも、初期にはなんでもパッケージしてしまう作品が有名で
最初は、造花の花をラッピングしたり椅子を包んだりしていたのですが、
やがて、海岸や橋(ポン・ヌフ橋)、ベルリンのライヒスタークまでも
包んでしまうようになります。
ライヒスタークにいたっては、20年以上かけて実現させた作品なのです!

さて、私には楽しかった展覧会だったのですが、
娘には分かりにくくて、ドキュメンタリーの間寝ていました(笑)
でも、美術館自体はとても気に入ったようです。
安藤忠雄建築の建物は、
特徴的なコンクリートの壁に囲まれていて
地下に展示室があるという作りで洒落ていました。
無機質なので、作品がとても映えるかと思います。
無駄と思えるような空間があって、
解放感があり、娘も気に入ったのだと思います。
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ピンク色のは、切り紙です。
これも作品ですよね~?

(クリストとジャンヌの作品の写真は
全て「クリストとジャンヌ=クロード 1958-2006 展」図録から)
by choco-co-co | 2010-04-06 12:27 | 訪ねた所

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