金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
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エリック・ロメールの世界

またまた、映画の事なのですが、
先日、フェリーニの事をネットで色々見ていたら、
フランスの監督エリック・ロメールが
1月に亡くなったと知って驚きました。
ご高齢ではあったのですが・・・・。

フェリーニも好きですが、ロメールも大好きで
彼の作品で、日本で上映されたものは
結構観に行ったかと思います。

ロメールの作品は、好き嫌いで分かれるかと思うのですが、
私はとても好きでした。
以前の「シンガポール生活」でも書いているので
良かったら、ご覧ください(笑)
こちら
こちら

監督の代表作である
「海辺のポーリーヌ」や「緑の光線」も好きなのですが、
「満月の夜」という作品も心に残っています。。。
パスカル・オジェという女優さんが主演しているのですが、
映画が公開されて、すぐに亡くなってしまいました。
彼女が、最後の輝きのように
映画の中でキラキラしているのです。
この映画は、ロメールの「喜劇とことわざ」シリーズの一つで、
「2人の女を持つものは魂を失い、2軒の家を持つものは理性を失う」
ということわざがテーマになっています。

パスカル・オジェ演じるルイーズは、
モテモテで、
彼女には不釣り合いにも見える、地味な恋人がいるのですが、
一人の時間も楽しみたい、という欲張りな女の子。
郊外で恋人と暮らしながら
パリにも家を持ち、パーティーに明け暮れるといった
奔放な生活を送っているのですが、
満月の夜、恋人を失うことになります。
自業自得とはいえ、
この男(ひと)だけは、絶対に自分を裏切らない、と
信じていた人に裏切られてしまうのです。
最後、泣いているパスカル・オジェの姿が印象的です。
a0159795_19484968.jpg


ロメールの作品は
ドキュメント映画のようです。
長回しのカメラで、途中、車の騒音などが入ったりするのですが、
それもそのまま映像化されています。
所謂、ヌーヴェルヴァーグの手法で作られていて、
脚本にもセリフがきっちり書かれていなくて、
俳優たちと作り上げていく・・と聞いたことがあります。
登場人物たちの衣装、住んでいる部屋のインテリアなど
俳優たちと考えながら
作り上げていくようです。

「満月の夜」のルイーズの部屋は
パスカル・オジェが装飾したようなのですが、
確かモンドリアンの絵が飾ってあって、
とても格好良かったです。。。

北野武監督が「座頭市」で
タップダンスでラストを締めくくる、という演出をして
話題になったのですが、
ロメールも1992年の作品「木と市長と文化会館」で
最後に出演者全員が、何故かミュージカルのように
唄い踊って終わる・・という演出をしています。

「パリのランデブー」という作品では、
パリの公園で待ち合わせて、デートする恋人たちの様子が
描かれているエピソードがあるのですが、
パリの公園案内、といった感じで楽しいです。
以前、映画の学校に通っていた頃
「東京ランデブー」という題名で
作品を作りたいな・・・と思ったりしました。。
東京にも結構面白い公園があるので
「東京公園案内」みたいに作れたらな・・・と思ったのですが
撮るのと観るのとでは、大違い!
早々に諦めました(苦笑)

ロメールの映画のパンフレットは
今も大切に持っているのですが、
幾つか紛失してしまったようで、ちょっとショック・・・(涙)
(「クレールの膝」「冬物語」とか
持っていたと思うのですが、何処に・・・(涙))

ロメールが古典作品を忠実に再現した映画があって、
それをいつか観てみたいな・・・・と思っています。
a0159795_1946781.jpg

by choco-co-co | 2010-02-27 18:30 | 映画日記

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