金烏玉兎(きんうぎょくと)


月日のことをのんびりと
by 木ねずみ
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4

2日目。
この日、寮が始まって20周年の祝賀会がありました。
子供達は、学校を休んでお祝いの会に参加しました。
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_0202222.jpg


タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_021828.jpg

ピンク色のお揃いの衣装を着て、子供達も歌を披露していました。
スライドで、寮の歴史を振り返っていて
最初は10人程から始まった寮の生活が
少しずつ賑やかになっていく様子が分かりました。。
沢山の人々が関わって、寮が成り立っている事も分かりました。。

祝賀会の後は
皆でお昼ご飯をいただきました。
タイに来てから、雨季とはいえずっと雨模様。
大きな屋根付き広場で、
子供達に混じって食べながら
色々な話をしました。。
(話すといっても、お互い片ことの英語なのですが・・・)
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_18452670.jpg


タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_18462553.jpg

娘が子供達と交流している間、
私は、村の女性たちの衣装が気になって、
話しかけてみました。
カレン族の若い通訳の卵の男性に
間に入ってもらい、色々尋ねました。。
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_1850461.jpg

既婚者は、この様に黒地や青地に模様を編み込んだ
上衣に、巻きスカートを着用するようです。
上衣の下には、Tシャツを着用するのだとか。
皆、自分の手作りだと言っていました。
「どの位の時間をかけて作るのですか?」と尋ねると
「5日間位かしら...]
と返ってきて、驚きました。
だいたい、農閑期に作るので
集中して作れるから、そんなに時間は掛からないのだそうです。。
(作るというのは、糸を紡いで染めて、織りあげる時間も含まれているのです!)
素材は綿。
居ざり機という、原始的な方法で織っています。
(日本でも、結城紬は、今現在もこの方法を用いて織っているはずです)
この方法だと、どこでも織れるという利点があるのですが、
道具を組み立てるのには、少し時間が要するのだそうです。
そして、自分の身幅ほどの細い幅の布しか織りあがりません。。
なので、その布を上手に組み合わせて衣装やバッグを作っています。
模様は、複雑ではないのですが、
幾つかのパターンを上手く組み合わせていました。。
私が「織っている様子を見たい」と話したら
今は田んぼが忙しいから、織物している人はいないのよ。。
と返ってきて、とても残念でした。。
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_191347.jpg

この、カレン族のバッグは、何点かプレゼントしてもらいました。
そのうちの1点は、高校生の少女が
聖書を入れるのに使っていたもので、
「これは、あなたが作ったの?」と質問したら、
「そうです。家に帰った時に作りました」と教えてくれて
「とても上手だし、色も綺麗ね」と言ったら
「これは、あなたの為に心を込めて作ったものではないけれど、
良かったら使ってください。
日本に帰ったら、洗濯してくださいね」と
くれたものです。。
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_1911762.jpg

このオレンジ色のバッグがそれです。。
奥のカレン族の衣装は、
織物に興味がある私に、村の女性から
良かったら、村の婦人会のようなところで
作ったバッグや衣装、布があるのだけれど
買ってくれないですか?と申し出があったので、
購入させていただきました。。
持ってきた物、ほとんどを購入しても
5000円ほどだったのですが、とても感謝してくださいました。。
なかなか現金が手に入らないし、彼らにしたら大金だったからです。
この衣装はとても気に入っていて、時々着ています。

娘と子供達は時間を惜しむようにサッカーをしたり・・・
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_1947272.jpg

クラフトを楽しんだり・・・

夕食のあとも、夜遅くまで子供達と交流しました。。。
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_19251354.jpg

娘も持参したタイ語の本を使いながら
会話を楽しんだようです。。

おまけ
お夕食に、こんな魚が出てきました!
タイ カレン族の子供達を訪ねて・・・ 4_a0159795_19272145.jpg

タイでは、日常的に食べられている川魚のようですが、
アジに似た食べやすい魚でした。
どうして首が曲がってしまっているのだろう、と思っていたら
後日手にした日本人向けのフリーペーパーに、丁度記事が載っていて、
丸いわっぱのような入れ物に、この魚を詰めて出荷するので
この様な状態になってしまうのだそうです。。
by choco-co-co | 2013-09-29 06:00 | 訪ねた所

ブログパーツ

最新の記事

セントル ザ ベーカリーの食パン
at 2015-04-20 21:22
ミッフィー展
at 2015-04-19 17:52
maison landema..
at 2015-04-18 11:42
ニコライ・バーグマン ノム
at 2015-04-18 11:16
硝子のアウトレットセール
at 2015-03-27 13:44

最新のトラックバック

ライフログ

メモ帳

川崎
旅行口コミ情報
トリップアドバイザーにお勧めブログとして認定されました

検索

タグ

フォロー中のブログ

ファン

ブログジャンル

画像一覧