金烏玉兎(きんうぎょくと)
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伊皿子坂を上り切った先に、赤いファサードか見えてきます。
大福屋さんの松島屋さんの近くです。
カップケーキが流行っているのかどうか、分からないのですが、昨年、表参道に新しく出来たカップケーキ屋さんに行ってみたら、ピンク色の可愛い店舗に、パステルカラーのクリームが乗ったカップケーキが並んでいて、どれを買おうか迷ってしまったのですが、聞いたらバタークリームだと知って、ちょっと引いてしまいました。私が小さい頃は、バタークリームのケーキがよくあって、あまりよい印象がないのです。でも、いくつか買って帰ると綺麗だし、娘も喜んでいました。
伊皿子にある「Bellas」は、評判が良さそうだったので、行ってみました。
小さなお店で、女の人が一人で切り盛りしていました。オーナーは、イギリス人の女性で、時々来日するのだそうです。やはりクリームはバタークリームですが、チーズクリームというのもありました。
カップケーキというのは、見た目が可愛いので、お土産に良いかも知れません。
(持って帰る途中で、クリームを多少崩してしまいました(涙))
1個400円。
私のような人間には、持ち運びに気を使わない、コージーコーナーのシュークリームで充分かな…と思います。←結局、ここに戻ってくる。。
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by choco-co-co
| 2015-02-24 08:54
今年、根津美術館所蔵の燕子花屏風とMOA美術館所蔵の紅白梅図が一緒に展示されます。
巡回展示ではなくて、根津は中世から近世辺りまで、MOAは、近世から現代までの琳派に関連する美術品を展示するのは、斬新な試みかと思います。
一足先にMOA美術館で紅白梅図、燕子花が向かい合って展示されています。燕子花屏風は、毎年根津美術館で拝見しているのですが、根津で修復後に見たときに、キンキラキンに見えたのは、照明のなせる技だったと分かりました。今回、MOAで見るとそれなりに草臥れた風情で、根津の改装前に見ていた雰囲気そのまま、少し安心しました(笑)となると、紅白梅図は、大変状態がよくその美しさに引き込まれました。中央に配した、大胆な川のせせらぎ、それとは対照的に左右に配した梅の枝は、繊細に描かれています。
写実とデザインの融合と言ったら良いのでしょうか…。
次回、根津美術館までお疲れのないように。。
さて、展覧会では近代、現代アートがなかなか良くて。特に福田平八郎の杜若、以前山種美術館でみられなかった、「漣」を見る事が出来ました。杜若は、葉を描くのが難しいのだろうな…と思います。何だか画面がごちゃごちゃした感じになってしまうところ、光琳の燕子花は花の印象が深く、すっきりと描かれていて、流石!といった感じですが、福田平八郎の杜若は、葉っぱが沢山描かれているのですが、こちらもすっきりとしていました。
他の作品では、加山又造の鶴の銀屏風が印象的で、その加山又造に支持したという、村上隆の銀屏風は、ヴィトンのモノグラムがルイヴィトンの「L」字にバランスよく配されていて、お馴染みのニコちゃんマークやどこまでも真面目にふざけた作品を作るあたり、凄いな…と思いました。
そして、今回、会田誠氏の作品を初めてみたのですが、(これまで、ちょっと敬遠していて、六本木の展示にも行かなかったのですが…)うわ、上手いな…と思いました。女子高生を配した屏風にはキティやらミッキーやらもいて、女子高生たちは楽しそうなのに、作品全体には、どこか不安な雰囲気があって、見ているこちらまで不安になってしまいました。
会場内では、こんな立派なパンフレットを無料で配布していました。
さすが…。
海を見下ろせる、清潔で綺麗な美術館ですが、入り口から会場入り口までのエスカレーターにちょっと辟易してしまうんですよね…
お陰で、バスに乗り遅れてがっかりしてしまいました(涙)
巡回展示ではなくて、根津は中世から近世辺りまで、MOAは、近世から現代までの琳派に関連する美術品を展示するのは、斬新な試みかと思います。
一足先にMOA美術館で紅白梅図、燕子花が向かい合って展示されています。燕子花屏風は、毎年根津美術館で拝見しているのですが、根津で修復後に見たときに、キンキラキンに見えたのは、照明のなせる技だったと分かりました。今回、MOAで見るとそれなりに草臥れた風情で、根津の改装前に見ていた雰囲気そのまま、少し安心しました(笑)となると、紅白梅図は、大変状態がよくその美しさに引き込まれました。中央に配した、大胆な川のせせらぎ、それとは対照的に左右に配した梅の枝は、繊細に描かれています。
写実とデザインの融合と言ったら良いのでしょうか…。
次回、根津美術館までお疲れのないように。。
さて、展覧会では近代、現代アートがなかなか良くて。特に福田平八郎の杜若、以前山種美術館でみられなかった、「漣」を見る事が出来ました。杜若は、葉を描くのが難しいのだろうな…と思います。何だか画面がごちゃごちゃした感じになってしまうところ、光琳の燕子花は花の印象が深く、すっきりと描かれていて、流石!といった感じですが、福田平八郎の杜若は、葉っぱが沢山描かれているのですが、こちらもすっきりとしていました。
他の作品では、加山又造の鶴の銀屏風が印象的で、その加山又造に支持したという、村上隆の銀屏風は、ヴィトンのモノグラムがルイヴィトンの「L」字にバランスよく配されていて、お馴染みのニコちゃんマークやどこまでも真面目にふざけた作品を作るあたり、凄いな…と思いました。
そして、今回、会田誠氏の作品を初めてみたのですが、(これまで、ちょっと敬遠していて、六本木の展示にも行かなかったのですが…)うわ、上手いな…と思いました。女子高生を配した屏風にはキティやらミッキーやらもいて、女子高生たちは楽しそうなのに、作品全体には、どこか不安な雰囲気があって、見ているこちらまで不安になってしまいました。
会場内では、こんな立派なパンフレットを無料で配布していました。
さすが…。
海を見下ろせる、清潔で綺麗な美術館ですが、入り口から会場入り口までのエスカレーターにちょっと辟易してしまうんですよね…
お陰で、バスに乗り遅れてがっかりしてしまいました(涙)
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by choco-co-co
| 2015-02-23 10:30
ある日、娘が「パスキン展」のポスターを指差して、この展覧会に行ってみたい、と言いました。
「ママに散々展覧会に付き合わされて、展覧会に行くのは嫌になったんじゃないの?」
と言うと
「卒業文集で、趣味は、美術館巡りと書いたから、これからは、美術館に行く事にした」
と、非常に短絡的な答えが返ってきました。
なので、このところ、娘と美術館巡りをしています。
「ベスト・オブ・ザベスト」
ブリジストン美術館
日本橋にある、ブリジストン美術館が、改装工事に入る前の展示。
この美術館は、若い頃にはよく足を運んだ美術館です。印象派の作品のコレクションで有名。かつて、モネの展覧会の時は、とても混みました。私が印象に残っているのは、モンティセリとヴァロットンの版画の小さな展示とマティスの展覧会です。
今回は、長く閉館するようで、ブリジストン美術館の名品展でしたので、娘にも見せたいと思いました。
モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、ブラック、抽象画などが、コンパクトに展示されていました。
パスキン展
パナソニック汐留ミュージアム
学校にポスターが貼ってあって、興味を持ったのでしょうか…
珍しく、娘が自分から行ってみたいと言った美術展です。
パスキンは、目黒美術館でみたエコール・ド・パリの展示が記憶に残っています。輪郭のないぼんやりとした色彩ながら、煌めきがあって、人物の息遣いが聞こえそうな画風です。
パスキンは、本名ピンカスのアナグラムで、エコールドパリの画家たちがそうだったように、彼もブルガリア人で、パリに集まってきた異邦人の一人でした。エコールドパリは、フジタやキスリング、ローランサン、スーティンと私が好きな画家たちも多く、画風は違うのですが、似たような雰囲気があります。
エコール・ド・パリとは、印象派のような~派というものではなくて、20世紀初頭のパリの雰囲気を感じさせる言葉です。この頃にはアールデコの装飾も盛んでした。
娘は、神妙な顔つきで1枚1枚見ていて、やはり子供を描いた作品に心惹かれたようでした。
美術館巡りは続きます。。
「ママに散々展覧会に付き合わされて、展覧会に行くのは嫌になったんじゃないの?」
と言うと
「卒業文集で、趣味は、美術館巡りと書いたから、これからは、美術館に行く事にした」
と、非常に短絡的な答えが返ってきました。
なので、このところ、娘と美術館巡りをしています。
「ベスト・オブ・ザベスト」
ブリジストン美術館
日本橋にある、ブリジストン美術館が、改装工事に入る前の展示。
この美術館は、若い頃にはよく足を運んだ美術館です。印象派の作品のコレクションで有名。かつて、モネの展覧会の時は、とても混みました。私が印象に残っているのは、モンティセリとヴァロットンの版画の小さな展示とマティスの展覧会です。
今回は、長く閉館するようで、ブリジストン美術館の名品展でしたので、娘にも見せたいと思いました。
モネ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ピカソ、ブラック、抽象画などが、コンパクトに展示されていました。
パスキン展
パナソニック汐留ミュージアム
学校にポスターが貼ってあって、興味を持ったのでしょうか…
珍しく、娘が自分から行ってみたいと言った美術展です。
パスキンは、目黒美術館でみたエコール・ド・パリの展示が記憶に残っています。輪郭のないぼんやりとした色彩ながら、煌めきがあって、人物の息遣いが聞こえそうな画風です。
パスキンは、本名ピンカスのアナグラムで、エコールドパリの画家たちがそうだったように、彼もブルガリア人で、パリに集まってきた異邦人の一人でした。エコールドパリは、フジタやキスリング、ローランサン、スーティンと私が好きな画家たちも多く、画風は違うのですが、似たような雰囲気があります。
エコール・ド・パリとは、印象派のような~派というものではなくて、20世紀初頭のパリの雰囲気を感じさせる言葉です。この頃にはアールデコの装飾も盛んでした。
娘は、神妙な顔つきで1枚1枚見ていて、やはり子供を描いた作品に心惹かれたようでした。
美術館巡りは続きます。。
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by choco-co-co
| 2015-02-22 08:46
一度行ってみたかった、デニーズのパンケーキ食べ放題。
店舗によってまちまちらしいのですが、平日15時~18時の間やっています。大人980円、小学生まで500円。
一皿に2枚パンケーキがのっています。最初のお皿にだけは、アイスクリームがつきます。子供は、飲み物飲み放題。大人は1杯だけお好みのドリンクがつきます。
私は、3枚でギブアップ。娘は、7枚平らげて、大変お得でした!7才の姪っ子は、一皿も食べきれず…。
ちょっと勿体ない感じでしたが、ホイップクリームを沢山載せて、ご満悦でした。パンケーキは、割合厚めで美味しかったです。ホイップクリーム、ジャム、メープルシロップなどのトッピングは自由に出来ます。
時間制限はなくて、6時過ぎるとひっそりトッピングが片付けられていました。
店舗によってまちまちらしいのですが、平日15時~18時の間やっています。大人980円、小学生まで500円。
一皿に2枚パンケーキがのっています。最初のお皿にだけは、アイスクリームがつきます。子供は、飲み物飲み放題。大人は1杯だけお好みのドリンクがつきます。
私は、3枚でギブアップ。娘は、7枚平らげて、大変お得でした!7才の姪っ子は、一皿も食べきれず…。
ちょっと勿体ない感じでしたが、ホイップクリームを沢山載せて、ご満悦でした。パンケーキは、割合厚めで美味しかったです。ホイップクリーム、ジャム、メープルシロップなどのトッピングは自由に出来ます。
時間制限はなくて、6時過ぎるとひっそりトッピングが片付けられていました。
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by choco-co-co
| 2015-02-20 21:56
| お気に入り
工藤直子さんの講演会に、娘と行ってきました。
今、「のはらうた」を知らない子供はいないと言って良いくらい、小学生の間では有名な方です。
講演会にも、沢山の小学生が参加していて、「かまきりりゅうじ」とか「からすえいぞう」などの名前が飛び交っていて、工藤直子さんは、今年80歳になられるようなのですが、みずみずしい感性をお持ちでやんちゃな子供たちとも、対等にわたりあっていらっしゃいました(笑)
私にとって、工藤直子さんは、「ねこはしる」で、工藤さんが講演中、自分の代表作が「てつがくのらいおん」「のはらうた」ばかりなのが腑に落ちない、「ねこはしる」ってのがあるんだけど…とおっしゃっていて、「!!!」と思い、後のサイン会の時に持参した「ねこはしる」 を取り出して「私は、この本大好きなんです。特に最後、たしかに…とあるところでは、涙が出てしまいます」とお話すると「たしかに…のところでは、私も書きながら泣けてきたわ」とおっしゃって、この物語は大切な愛猫が死んでしまって、1年ぐらいペットロスになってしまった時にお書きになった事など話してくださいました。ランという猫と魚の友情物語です。
友達の話だと、「ともだちは、海のにおい」「ともだちは、緑のにおい」も好きです。何が好きかって、題名の響きが良いです。
工藤さんは、もともと広告代理店でコピーライターをなさっていたから、言葉に対する感覚が鋭いのかと思います。言葉というのは、たった一文字で意味が変わってしまうものだ、と言うことも話されていました。
「かまきりりゅうじ」や「からすえいぞう」「こぶたはなこ」などという、素敵な名前を考える工藤さんが、娘の名前を誉めてくださったのは、とても嬉しかったです。
「二文字それぞれ、植物の名前なのね~いいわね~」と言われて娘も顔がほころんでいました。
明るくて、ハツラツとなさっていて、本当に素敵な方で、元気をいただきました。
今、「のはらうた」を知らない子供はいないと言って良いくらい、小学生の間では有名な方です。
講演会にも、沢山の小学生が参加していて、「かまきりりゅうじ」とか「からすえいぞう」などの名前が飛び交っていて、工藤直子さんは、今年80歳になられるようなのですが、みずみずしい感性をお持ちでやんちゃな子供たちとも、対等にわたりあっていらっしゃいました(笑)
私にとって、工藤直子さんは、「ねこはしる」で、工藤さんが講演中、自分の代表作が「てつがくのらいおん」「のはらうた」ばかりなのが腑に落ちない、「ねこはしる」ってのがあるんだけど…とおっしゃっていて、「!!!」と思い、後のサイン会の時に持参した「ねこはしる」 を取り出して「私は、この本大好きなんです。特に最後、たしかに…とあるところでは、涙が出てしまいます」とお話すると「たしかに…のところでは、私も書きながら泣けてきたわ」とおっしゃって、この物語は大切な愛猫が死んでしまって、1年ぐらいペットロスになってしまった時にお書きになった事など話してくださいました。ランという猫と魚の友情物語です。
友達の話だと、「ともだちは、海のにおい」「ともだちは、緑のにおい」も好きです。何が好きかって、題名の響きが良いです。
工藤さんは、もともと広告代理店でコピーライターをなさっていたから、言葉に対する感覚が鋭いのかと思います。言葉というのは、たった一文字で意味が変わってしまうものだ、と言うことも話されていました。
「かまきりりゅうじ」や「からすえいぞう」「こぶたはなこ」などという、素敵な名前を考える工藤さんが、娘の名前を誉めてくださったのは、とても嬉しかったです。
「二文字それぞれ、植物の名前なのね~いいわね~」と言われて娘も顔がほころんでいました。
明るくて、ハツラツとなさっていて、本当に素敵な方で、元気をいただきました。
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by choco-co-co
| 2015-02-20 09:02
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