金烏玉兎(きんうぎょくと)
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トリアディック・バレエ
もう終了してしまった展覧会なのですが、
秋に「シャガール展」と
「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン 展」を観ました。
(今日は長文なので、流して読んでください)
最近では、年取ったせいなのか(!?)
昔のような貪欲さ(笑)がなくなってしまって
「この作家の作品は、けっこう観たから良いかな・・・」と
思ってしまう自分がいます(笑)
それでも気になって出掛けていくと
思いがけない発見があったりして楽しいのが
展覧会巡りの醍醐味かもしれません(笑)
さて、「シャガール展」もそうで、
行こうかどうしようか迷った展覧会だったのですが、
行って良かった展覧会の一つでした。
副題に「ロシア・アバンギャルドとの出会い」とあって、
単なるシャガールの作品を並べた展覧会ではなく
興味深く観ました。
シャガールはロシア出身の画家だから
ロシア・アバンギャルドと関わりがあったのは当然かもしれないのですが、
割合早くに、ロシアを離れてしまったから
シャガールとロシアの繋がりを
今まで、あまり感じなかったのかもしれません。
今回の展覧会では、初めてみたのですが、
ナターリヤ・ゴンチャローワの作品が印象的でした。
シャガールの作品は、ポスターになっていた「日曜日」が好きです。
子供の頃に感じた、学校に行かなくてもよい
日曜日の朝のすがすがしい気持を思い出します(笑)
シャガールがデザインした「魔笛」の舞台美術のデッサンも
楽しくみました。
シャガールらしい斬新なデザインと色彩で溢れていました。。
「シャガール展」の後は、途中下車して
新橋のパナソニック電工汐留ミュージアムで
「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン 展」をみました。
デ・ ステイル(オランダ)、ロシア構成主義、バウハウスは
私の中で一本の線で繋がっているところがあります。
モンドリアン、カンディンスキーなどの好きな画家も
これらのグループに入っています。
そういえば、大学の頃尊敬していた
解剖学の先生が
「バウハウスじゃない!正式にはバオハオスじゃ!」
と言っていたのが、20年以上たった今も忘れられません(笑)
でも、バオハオスで検索しても引っかからないのですが、
ドイツ語の発音がウでなくて、オに近いのだそうです。
さて、この展覧会は、
バウハウスに通っていた女学生たちに目を向け、
さらには、女性の為の「キッチン」という場所のデザインに展示を絞った所が
面白い企画だと思いました。
女性が職業にしやすかった織り物の作品は
今でも着られそうなデザインでした!
(画像は、以前セゾン美術館で催した「バウハウス展」の図録より)
随分斬新なデザインのテキスタイルを作っていたことが伺えます。。
私の中では、バウハウスは、美術学校というよりも
職業訓練校といったイメージがあって、
アーティストよりも、職人を育てたといった感じがあります。。
私が、バウハウスを知ったのは、
バウハウスで教鞭をとっていた、オスカー・シュレンマーの作品
「トリアディック・バレエ」を観たのが最初です。
「トリアディック・バレエ」の日本初公演は、1989年らしいのですが、
実は、私はこの公演を観ています。。(もう20年以上経つのですね・・・しんみり)
当時は、バウハウスの事などは知らなくて、
バレエを観るのに凝っていて
確か情報誌で小さな紹介文を読んで興味を持ちました。
真夏、草月ホールまで出向いた記憶があります。
舞台は衝撃的!でした。
こういう作品もあるのだ!とかなりショッキングでした。。
1920年代の舞台の写真
1900年代の初め、この作品は
かなり衝撃的だったに違いありません!
トリアディックとは「3」という意味で
徹底的に「3」に拘った作品になっています。。
キリスト教の三位一体と何か関係があるのでしょうか。。
3というのは、神秘的な数なのかもしれません。。。
秋に「シャガール展」と
「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン 展」を観ました。
(今日は長文なので、流して読んでください)
最近では、年取ったせいなのか(!?)
昔のような貪欲さ(笑)がなくなってしまって
「この作家の作品は、けっこう観たから良いかな・・・」と
思ってしまう自分がいます(笑)
それでも気になって出掛けていくと
思いがけない発見があったりして楽しいのが
展覧会巡りの醍醐味かもしれません(笑)
さて、「シャガール展」もそうで、
行こうかどうしようか迷った展覧会だったのですが、
行って良かった展覧会の一つでした。
副題に「ロシア・アバンギャルドとの出会い」とあって、
単なるシャガールの作品を並べた展覧会ではなく
興味深く観ました。
シャガールはロシア出身の画家だから
ロシア・アバンギャルドと関わりがあったのは当然かもしれないのですが、
割合早くに、ロシアを離れてしまったから
シャガールとロシアの繋がりを
今まで、あまり感じなかったのかもしれません。
今回の展覧会では、初めてみたのですが、
ナターリヤ・ゴンチャローワの作品が印象的でした。
シャガールの作品は、ポスターになっていた「日曜日」が好きです。
子供の頃に感じた、学校に行かなくてもよい
日曜日の朝のすがすがしい気持を思い出します(笑)
シャガールがデザインした「魔笛」の舞台美術のデッサンも
楽しくみました。
シャガールらしい斬新なデザインと色彩で溢れていました。。
「シャガール展」の後は、途中下車して
新橋のパナソニック電工汐留ミュージアムで
「バウハウス・テイスト バウハウス・キッチン 展」をみました。
デ・ ステイル(オランダ)、ロシア構成主義、バウハウスは
私の中で一本の線で繋がっているところがあります。
モンドリアン、カンディンスキーなどの好きな画家も
これらのグループに入っています。
そういえば、大学の頃尊敬していた
解剖学の先生が
「バウハウスじゃない!正式にはバオハオスじゃ!」
と言っていたのが、20年以上たった今も忘れられません(笑)
でも、バオハオスで検索しても引っかからないのですが、
ドイツ語の発音がウでなくて、オに近いのだそうです。
さて、この展覧会は、
バウハウスに通っていた女学生たちに目を向け、
さらには、女性の為の「キッチン」という場所のデザインに展示を絞った所が
面白い企画だと思いました。
女性が職業にしやすかった織り物の作品は
今でも着られそうなデザインでした!
(画像は、以前セゾン美術館で催した「バウハウス展」の図録より)
随分斬新なデザインのテキスタイルを作っていたことが伺えます。。
私の中では、バウハウスは、美術学校というよりも
職業訓練校といったイメージがあって、
アーティストよりも、職人を育てたといった感じがあります。。
私が、バウハウスを知ったのは、
バウハウスで教鞭をとっていた、オスカー・シュレンマーの作品
「トリアディック・バレエ」を観たのが最初です。
「トリアディック・バレエ」の日本初公演は、1989年らしいのですが、
実は、私はこの公演を観ています。。(もう20年以上経つのですね・・・しんみり)
当時は、バウハウスの事などは知らなくて、
バレエを観るのに凝っていて
確か情報誌で小さな紹介文を読んで興味を持ちました。
真夏、草月ホールまで出向いた記憶があります。
舞台は衝撃的!でした。
こういう作品もあるのだ!とかなりショッキングでした。。
1920年代の舞台の写真
1900年代の初め、この作品は
かなり衝撃的だったに違いありません!
トリアディックとは「3」という意味で
徹底的に「3」に拘った作品になっています。。
キリスト教の三位一体と何か関係があるのでしょうか。。
3というのは、神秘的な数なのかもしれません。。。
by choco-co-co
| 2010-12-14 07:52
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