金烏玉兎(きんうぎょくと)
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マルチェロ・マストロヤンニ「マカロニ」
フェリーニといえば、マルチェロ・マストロヤンニ。
フェリーニの映画の中で
馬鹿騒ぎをしている、二枚目俳優です。
晩年の彼の作品では、
あまり評判の良くなかったロシア映画「黒い瞳」、
(原作はチェーホフの短編、犬を連れた奥さん)
そして「マカロニ」が印象に残っています。
マカロニ / エットレ・スコーラ 監督 / 1985 / イタリア)は、
大好きな映画の中の一本で、
イタリア人の人の良い中年男性を
マストロヤンニが好演しています。
ジャック・レモンと共演していて
名優二人が揃って登場するのですが、
マストロヤンニの存在感が大きいです。
物語は、ジャック・レモン演じる
元アメリカ兵で、今はビジネスで成功している男性と
そのアメリカ兵のかつての恋人の兄である
マストロヤンニが友情で結ばれていくお話。
マストロヤンニが、ジャック・レモンに
「これは、美味しいんだ」とすすめる
イタリアのアイスクリームや
最後に登場するパスタが美味しそうだったり、
笑いがあって、ほろりとさせられて、
最後には奇跡があって・・・と
決して派手な演出がないのに
盛りだくさんな内容になっています。
最初ジャック・レモンはちょっと嫌な奴だと
思うのですが、
マストロヤンニが、人なつっこく彼に接して
やがて、二人がとても良い感じに
親しくなっていきます。
最後のシーン、マストロヤンニの葬儀のシーンで
ジャック・レモンは微笑んでいます。
それは、彼がマストロヤンニに起こるであろう
三度目の奇跡を確信しているからです。
そして、鐘がなり響き、
イタリアの豊かな景色をカメラが写し出してエンドマーク。
どうなったのかは、是非映画をご覧ください。
恋人が去ってしまった妹が、
嘆き悲しむのを見ていられなかった、
マストロヤンニは、
ジャック・レモンになりすまして
手紙を送り続けます。
その内容が荒唐無稽。
ジャック・レモンは世界中を飛び回る
スーパーヒーローになっているのです!
こういうユーモアセンスって
いいなあ・・・と思います。
恨んでも良いはずの相手に
悪態をついたりしないで、
スーパーヒーローに仕立てあげるなんて
私にはとても思いつきません。。。
マストロヤンニが、本当にその役柄にはまっていました。。。
さて、ささやかな自慢になってしまうのですが、
私は、マストロヤンニに会った事があるのです!
ご本人は、スクリーンの中の陽気な雰囲気は全くなくて
気難しそうな感じだったのですが、
サインと握手をお願いしました。
お嬢さんと一緒だったのですが、
後で聞いたら、
カトリーヌ・ドヌーヴとの間のお子さんだったようです。
一緒に日本を旅行中だったのです。
左に貼ってあるのは、
マストロヤンニが亡くなった時の新聞記事です。
1996年とあるので、亡くなって
もう10年以上経つのだな・・と思います。
フェリーニの映画の中で
馬鹿騒ぎをしている、二枚目俳優です。
晩年の彼の作品では、
あまり評判の良くなかったロシア映画「黒い瞳」、
(原作はチェーホフの短編、犬を連れた奥さん)
そして「マカロニ」が印象に残っています。
マカロニ / エットレ・スコーラ 監督 / 1985 / イタリア)は、
大好きな映画の中の一本で、
イタリア人の人の良い中年男性を
マストロヤンニが好演しています。
ジャック・レモンと共演していて
名優二人が揃って登場するのですが、
マストロヤンニの存在感が大きいです。
物語は、ジャック・レモン演じる
元アメリカ兵で、今はビジネスで成功している男性と
そのアメリカ兵のかつての恋人の兄である
マストロヤンニが友情で結ばれていくお話。
マストロヤンニが、ジャック・レモンに
「これは、美味しいんだ」とすすめる
イタリアのアイスクリームや
最後に登場するパスタが美味しそうだったり、
笑いがあって、ほろりとさせられて、
最後には奇跡があって・・・と
決して派手な演出がないのに
盛りだくさんな内容になっています。
最初ジャック・レモンはちょっと嫌な奴だと
思うのですが、
マストロヤンニが、人なつっこく彼に接して
やがて、二人がとても良い感じに
親しくなっていきます。
最後のシーン、マストロヤンニの葬儀のシーンで
ジャック・レモンは微笑んでいます。
それは、彼がマストロヤンニに起こるであろう
三度目の奇跡を確信しているからです。
そして、鐘がなり響き、
イタリアの豊かな景色をカメラが写し出してエンドマーク。
どうなったのかは、是非映画をご覧ください。
恋人が去ってしまった妹が、
嘆き悲しむのを見ていられなかった、
マストロヤンニは、
ジャック・レモンになりすまして
手紙を送り続けます。
その内容が荒唐無稽。
ジャック・レモンは世界中を飛び回る
スーパーヒーローになっているのです!
こういうユーモアセンスって
いいなあ・・・と思います。
恨んでも良いはずの相手に
悪態をついたりしないで、
スーパーヒーローに仕立てあげるなんて
私にはとても思いつきません。。。
マストロヤンニが、本当にその役柄にはまっていました。。。
さて、ささやかな自慢になってしまうのですが、
私は、マストロヤンニに会った事があるのです!
ご本人は、スクリーンの中の陽気な雰囲気は全くなくて
気難しそうな感じだったのですが、
サインと握手をお願いしました。
お嬢さんと一緒だったのですが、
後で聞いたら、
カトリーヌ・ドヌーヴとの間のお子さんだったようです。
一緒に日本を旅行中だったのです。
左に貼ってあるのは、
マストロヤンニが亡くなった時の新聞記事です。
1996年とあるので、亡くなって
もう10年以上経つのだな・・と思います。
by choco-co-co
| 2010-02-22 18:17
| 映画日記
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